果実をいかにショコラに落とし込むか…最先端の12個の答えがここに。てかフルーツおいしい

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サロン・デュ・ショコラ2019で買ったセレクションボックスの全種類を食べまくるレビュー。
一番大きな箱のNature(ナチュール)に続いては、2番目に大きな箱、FRUIT(フリュイ)を食べたいと思います。

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Selection Box 2
FRUIT(フリュイ)
6912円
12個入
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これは、名前そのまま、フルーツを題材にしたボックスですね。
皆さん、フルーツ好きですか?
私は大好きです。

さて、ちなみに商品の感想の前につけている「説明」って私が、サロショ公式のあのカタログ冊子を読みながら要約して書いてるんですけど、やたら出てくる言葉が、「レ」。
最初は「レ? なんだこりゃ、誤植だな?」って思ってたんですけど、これって「カフェオレ」の「レ」で、ミルクって意味なんですねー。
ショコラ好きの人たちにとっては当たり前の用語なんですかね。
なんか語感に笑っちゃった。

まあ、フルーツとミルク、美味しそうですよね。
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よしよし、ガンガン食べますよー。

※以下、個別商品の感想レビュー。複数人の感想を箇条書きにしてまとめているので、コメント同士が矛盾していてもご容赦を。

1:パッション〈クリスティーヌ・フェルベール〉
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【説明】
パッションフルーツの酸味とミルクチョコのマリアージュ。
【感想】
○パンッ!と弾ける果実感と、パッションフルーツ。その後にミルクチョコの風味がぶわーっときてニコニコしちゃう。楽しいし、おいしい。
○この果実感はフェルベール!って感じ。まさにフィルベールな意味がある。

2:スタニスラス〈フランク・ケストナー〉
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【説明】
ロレーヌ地方でポピュラーなベルガモット(ちょっとフローラルな感じの香りのミカン)。パートドフリュイとノワールのガナッシュの二層でダブル使い。
【感想】
○確かにこれは、ベルガモットキャンディの味。
○このキャンディ感はどうやって出しているんだろう。
○ここまで強くキャンディ感を出しながらも、ベルガモット部分に関しては、エッセンスとかじゃなくて、フレッシュの味がする。
○考え深い。
○脳みそがグルグルグルと動いているうちに口の中から消えていた。もう一度食べたい。

3:シトロン〈ニコラ・ベルナルデ〉
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【説明】
レモン果汁にバターと生クリームをミックスしてなめらかに。サン=ドマング(ハイチ)のノワール&レと合わせた大人のレモンガナッシュ。
【感想】
○むせかえるるほどに強いレモンの味。
○バターと生クリーム?の味がレモンとあわさり、レモンカードっぽさが出ている。
○表面のノワールがとても効果的。レモンの香り、酸味にまとわりついてきて実においしい。

4:プラリネ フランボワーズ〈クリスチャン・カンプリニ〉
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【説明】
フランボワーズの爽やかさをホワイトチョコに加え、アーモンドプラリネとドッキング。
【感想】
○鮮烈なナッツ、鮮烈な酸味。
○ホワイトチョコのおかげか、フランボワーズっぽさがマスキングされずに、はっきり出てる。
○アーモンドプラリネが後味を柔らかくしてくれている感じ。
○こういうチョコあるよねーって思った。
○とてもおいしい。

5:フロリッド〈オリヴィエ・ヴィダル〉
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【説明】
グレープフルーツ果汁とピールをノワール&レのガナッシュにしてさらに、ミルクチョコでコーティング。
【感想】
○ピール?どこだ?
○グレープフルーツは、どちらかというと控えめ。
○ミルクガナッシュに思いっきり味覚をもっていかれる。
○かなり甘い。お酒には合わないかもしれない。

6:シトロンヴェール〈カンタン・バイィ〉
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【説明】
ライム果汁とピールを使ったレとブラン(ふすま)のガナッシュをノワールでコーティング。
【感想】
○うぉぉと叫びたくなるくらい鮮烈なライム。
○ライムのお酒の味。
○苦味もあるし、果肉とか皮ごと味わっているような、
○お店で人気だってのがよくわかる、説明しやすい味。
○食べたはしから、もう一個食べたくなる。

7:バナナとラム酒のガナッシュ〈パスカル・ル・ガック〉
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【説明】
バナナと熟成古酒のラムをあわせてガナッシュに。
【感想】
○バナナとラム。まんま、の味。
○バナナ……ガナッシュの合わせ方が上手だから、こんなに安っぽくないのだろうなあ。こりゃ至難の業だろうよ。
○こういう方向の味でおいしいって尊い……。なんか笑っちゃう。
◯うん…わざわざ鬼門に赴いてる。なのに成功してる。

8:キャラメルカシュー〈セバスチャン・ブイエ〉
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【説明】
カシューの果実のペースト。キャラメルを足してカシューの風味を強めた。
【感想】
○カシューの実?カシューナッツじゃなくて?
○黄色い。
○酸味、スパイスっぽい味(安っぽいカレー粉)。
○ナッツっぽさ。
○食べたことのない不思議な味。
○まったく言葉にできない。なんだこれ。

9:グリオット〈オテル・デュ・キャップ エデン=ロック〉
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【説明】
グリオットチェリー(酸味が強めの品種)のジュレと、桜の紅茶のガナッシュの2層。
【感想】
○チェリー。
○桜とチェリー。これらに少しだけど類似点を感じる。なんとなく。
○桜をそんなに感じない。特に後味には全然感じない。
○紅茶っておいしい。
○あまりインパクトがないし、構成がうまくいっている感じもしない。まあ、好みか。

10:プラリネクレモンティーヌ〈モリ ヨシダ〉
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【説明】
みかんのような柑橘類・クレモンティーヌ(マンダリンの一種)と、香り高いゼスト(柑橘類の外皮)を練り込んだプラリネ。
【感想】
○どん!と、かなり強くナッツが前に出る。みかんはその後に、フワリ感じる。
○2種類くらいしか味がしない。
○味の引きが良い。
○チョコっぽくない。
○なんか新しさを感じた。

11:パンシル茶+グァバ〈パティシエ エス コヤマ〉
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【説明】
グァバをパートドフリュイ(ペクチンのゼリー)にしたものと、パンシル茶(グァバのお茶)を抽出したガナッシュ。
【感想】
○お茶のあとに、グァバが来る。
○それはグァバがフリュイだから。溶ける順番的に、後で来る。
○かっちり構成されている感じ。
○おいしい。
○パートドフリュイの口溶けが素晴らしい。色んな所の食べてみたくなるなあ。

12:アンサンブル〈ル ショコラ ドゥ アッシュ〉
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【説明】
ラズベリーと、ピスタチオの調和。
【感想】
○おいしい。
○バランス良い。
○意外性はないけど、普通においしい。
○すごく印象に残るタイプではないけおど、ラズベリーの酸味もほどよく、きれいにまとまっている。


以上12個、フリュイでしたー。
いやあ、華やかでした。
やっぱフルーツもの、面白いなー。

というか、やっぱ日本じゃなかなか口に入らないフルーツがいっぱいなんですね。
やっぱフランスで愛されている果物が使われていることが多いみたいです。
旧フランス植民地であったハイチなんかの名前も出てきました。

そういうプランテーション的なことで言うと、フランス菓子に多用されるラムだってその時代から脈々と続くもの。
ていうか、そもそもカカオだってね……となるわけです。

うんうん、やっぱお菓子が好きだと、自然とフランス菓子について知りたくなるじゃないですか、そしたらフランスの文化を勉強しなくちゃいけなくなるわけで、そしたらフランスの歴史を知らなくては現代につながる線が見えない。歴史は政治と経済と宗教などなどに骨絡み。そういや、『砂糖の世界史』なんて本もあったなー。内容忘れちゃった。
……などととりとめもないことを考えてしまいました。

脱線失礼。
個人的には、7番、パスカル・ル・ガックの「バナナとラム酒のガナッシュ」が楽しかったです。
食べた瞬間に笑っちゃいました。

さてさて、残りのボックスもどんどんレビューまとめるぞー!