パフェに劣らぬイチゴ&ほうじ茶あんみつの構成力

空気キラめく春の陽気。
花粉はさておき、温かいのは良いことです。

愛する伊勢丹新宿店のデパ地下も一面桜押しで目を楽しませてくれます。
華やかだなー。キラついてんなー。
なんか春っぽいものでも食べますか。

まずは和菓子コーナー…んー、いつもどおり鈴懸の前には行列が。
ほんと、いつでも大人気です。
あ、そっか。みなさん苺大福目当てか。
そういや私、今シーズンはまだイチゴ大福食べてない。
でも列長いな。15分くらいかな。

と、一人グダグダ考えているうちにもう面倒だ!並んじゃえ!となりました。
迷ったら食べる!

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あ、なにこれ。
これもイチゴ。
パフェ?
いいね。食べたい。

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よしよし、いいぞ。
今年も苺大福、おいしそうだぞ。

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ん?
なにこれ。オママゴト感最高。
買う。

と、なんとなく何個も買っちゃったよね、という。
鈴懸って季節商品多いから、つい買っちゃうのも仕方ないよね、という。
いつも鈴懸につかまって、愛する仙太郎でなにも買えずに帰ること多いんですよ、ほんともう。

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はい。
毎回書きますが、紙袋かわいいー。
紙質よし。
デザインよし。

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この記事ではこの「穂乃香(ほのか)」の感想を書きますね。
「苺大福」と「春よ来い」は次の記事でー。

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鈴懸(すずかけ)
穂乃香
713円
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はい、美しい。
窓辺の光を受けて、まさに光り輝いてます。

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えーと、そもそもですね。
私このお菓子を選んだのって完全にジャケ買い。見た目買い。
どういうお菓子かを確認することもしてなかったんですが、これ、寒天のお菓子ですね。
パフェではない。
あんみつですな。
しかも大きめの。
あ、いや、ゼリーの可能性もあるか。

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さらにほうじ茶シロップなるものが付いている。
さっぱりとした風味で食べさせる系ってことでしょう。

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かけます。
というか、こういうシロップを自分でかける系ってすっごく楽しい。
ワクワクしますよ。

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いただきまーす。

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苺は基本、半分割り。
量たっぷりですね。

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もっちり白玉。
おいし。

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おお、もっと細かいイチゴも入ってるんですね。
ていうか、イチゴと餡を一緒に食べると、イチゴ大福っぽさが出現。
まあね、そりゃそうだよね。

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上のオカズばっか食べてないで、下の半透明も食べよ。
これは、予想通り寒天でした。
上の方は、まるでいちご大福を最構築しているかのような組み合わせだったけど、寒天に届くとガラッとお菓子の種類が変わる。
これは楽しいですよー。

ていうか、このシロップ、ほうじ茶成分、かなり弱めです。
が、どんどん食べ進めるうちに、シロップが控えめな理由がどんどん納得できるようになりました。

スッキリほうじ茶シロップゆえに、イチゴの味・香りがまったく損なわれていない。
多すぎ?と思われた大量の寒天が、大量のイチゴが、どんどん口中に吸い込まれていく。

我に返るともう半分以上食べ終わってますよ。
びっくり。

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鈴懸の餡はいつも優しい味。

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あ、大好き赤えんどう、嬉しいー。

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おおお?
寒天の層の下に、さらにほうじ茶の味がバリバリする、べっこう色の寒天の層が出現。
これはサプライズです。
まるでデザートを食べ終わった後の一口のほうじ茶まで最初から用意されていたかのよう。
心憎い演出ですね……。

ほうじ茶の香ばしさに、イチゴの甘酸っぱさが包まれて、実に良い塩梅。
一度も飽きることなく最後の一口まで走り抜けることができました。

思えば近年、パフェ評論家・斧屋さんのご活躍もあってか、パフェ業界が盛り上がっているように思えます。
あんみつもこれに続いて、もっと言葉を尽くして語られるべきですなのでしょうね。
素材はもちろん、構成の妙だって劣らないはずですもん。

事実、こういう有名和菓子屋さんから生まれた意欲作を食べるとそんな思いを強くします。
とっても素敵なことですね。

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「鈴懸」(すずかけ)
大正時代から続く、九州は博多の老舗和菓子屋さん。
中洲の本店には、オシャレなカフェも併設してるらしいです。
東京都内の直営店舗は伊勢丹新宿店だけだったんですが、2018年3月から日比谷ミッドタウンにもお店がOPEN!
いまや銀座を歩いていても、鈴懸の紙袋を見かけるようになりましたよ。
いつ、いかなるときも行列ができている人気店です。
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