上質めちゃウマな「まるごとバナナ」風フルーツロール
なんか最近、ぜんぜんブログ書けてないなあ。
ボチボチと伊勢丹のデパ地下も行ってるし、色々食べてるんだけどなあ。
と思いつつ、自分のブログを見ているとめちゃくちゃお腹が空いたので(HEDIARDのパイコルネ食べたい!!!)、この空腹から暴力的なテンションだけを抽出し、ドーピング。
一気呵成にKIHACHI(キハチ)のキハチトライフルロールについて書きあげたいと思います。
そう、KIHACHI。
あの超絶濃厚でおいしい黒ゴマソフトを売っていたKIHACHIです。
あれ大好きだったでしょ? おいしい上に、「ゴマは体にいいからね」ってエクスキューズまで用意してくれていたあの最高に気が利く最高のソフトクリーム。都内在住の甘いもの好きならばきっと一度はお世話になったことでしょう。
なんで無くなっちゃったんだろー。
まあ、それはさておき、あんなにお世話になったKIHACHIなのに、不思議とケーキ類をなかなか食べる機会がないんですよね。
かねがね、一度は食べてみたいって思っていたんです。
というわけで、早速、伊勢丹デパ地下に行ってきましたよー。
本当は今回ケーキを2種類買ったんだけど、どっちもおいしくて長くなるから、2回にわけて書く!
今回はトライフルロールです。
お店は、noix de beurre(ノワ・ドゥ・ブール)の目の前ですね。
家に到着。
こういう紙袋なんだー。
KIHACHIってなんだかカラフルっていうか、どちらかというとフェミニンな印象を持ってたんですけど、まじまじとよく見れば、「KIHACHI」って店名のロゴもなかなか上品でかっこいい系な雰囲気。こういう感じだと、さまざまなシーンに使いやすくて助かります。
んで、箱の中身はこんな感じ。
KIHACHI(キハチ)
キハチトライフルロール
562円
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じゃじゃーん。
売っているのを見たときにも思ったけど、果物が可愛い。嬉しい。味の如何が見た目に現れてそうっていうか、これくらいフルーツが入ってたら少なくとも絶対にハズレではないよねって安心感があります。
さて、肝心の味はいかがでしょうか。
…う。
うわーってなるくらいおいしい。
おいしいですよ。
こういう感じかー。
まず、尋常じゃないふわふわもっちり生地。
スポンジというよりカステラに近いような。
玉子が凄い量入ってそう。
口溶けもよし。
これだけで食べても、とってもおいしいことでしょう。
そしてなによりバナナ!
バナナが中心にどーんですもん。
で、ねえねえバナナって香水だったの?ってくらいにかぐわしい高貴なバナナ香。
そして、バナナの周りに激ウマな超濃厚カスタード。
まったく味を邪魔しないさっぱり生クリーム。
決して甘くない。
むしろ、むちゃくちゃ食べやすい。
食前だったのに、ペロッと食べちゃいましたよ。
これはアレですね。
まるで大人の「まるごとバナナ」ですね。
だからというわけではないのですが、これはスイーツとか、ケーキとかっていうよりは完全に「おやつ」の味です(ずいぶん上等なおやつですけど)。
いやいや、うーん。
クリームの硬さが完熟のバナナとほぼおなじなことによる尋常じゃない喉どおりの良さがポイントかもです。
それともクリームとスポンジ、共に甘さ・香りをかなり抑えめにしてバナナや他のフルーツが何よりのご馳走になるように調整してあるから?
絶対に嫌いって人がいないであろう、すんなり真っ当でど真ん中の味だから? なのに予想を上回るほどにおいしいから?
わからないんですけど、こういう「優しく上等なおやつ」って、私くらいの年齢になると使い所がすっごく多いんですよ。
小さな子供がいっぱいな飲み会in友人宅に、洋酒バリバリの大人味スイーツって買って行きづらいじゃないですか。
普通にフルーツでも買っていきなよという意見もあるでしょうが、生のフルーツじゃなくてケーキじゃなきゃ救われない魂というものもあるのです。
幼児の口にエイッと突っ込むのに躊躇がまったく生まれないほどに優しい味。なのに、大人が食べても「うわあ」ってくらいおいしい、そういう味のケーキ。
ね、むちゃくちゃ便利でしょ。
さすがKIHACHI。
やっぱ気が利くお店だなー。
助かるなー。
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「KIHACHI」(キハチ)
熊谷喜八がオーナーシェフのレストランと洋菓子店。 創業は1987年。
フレンチベースの無国籍料理だとか、イタリア料理だとかで5個ものレストランを経営。
さらにはカフェ、パティスリーもいっぱい展開。
あ、パティスリーはどれも東京ですね。なんでだろ。キッチンがひとつしかないのかな。
例の黒ゴマソフトを出していた「キハチソフトクリーム」はぜんぶ閉店。でも、羽田空港にある店舗では今も食べられるという情報も。ああ、食べたい。
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